☆店長のヒミツ部屋☆

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インフルの死亡者が生き返る

NHKテレビ第一放送5月2日(土)正午のニュースによれば、メキシコにおける感染者数は397人、死亡者数は16人です。世界中では、感染者数は639人で、死者は17人です。
メキシコの16人に加え、アメリカで1人だけ死者が出ています


 数日前にもここで書きましたが、メキシコにおける死亡者数は百数十人と日本のマスメディアは報道していました。
おかしくないですか?百人くらい生き返っています。そういえば「ゾンビ」発祥の地は南米?でも確かハイチだし・・。
 
調べてみると原因がわかりました。メキシコ政府の報告を受けて、日本大使館は4月28日にメキシコにいる在留日本人に対して以下を伝えています
以下抜粋
「28日夜、コルドバ厚生大臣およびロサノ労働大臣が会見を実施したところ、概要以下のとおり。
1.28日までに、重症呼吸器疾患罹患者が2498名、うち入院患者が1311名、死者が159名である。
この159名には豚インフルエンザ感染の疑いがあるが、特殊重症呼吸器疾患(neumonia grave atipica)のケースもあり、全てがA型インフルエンザ、もしくは豚インフルエンザによるものというわけではない。豚インフルエンザと確認されたケースは26症例であり、そのうち7例については死亡(19例については生存中)である」

つまり 日本のマスコミはこの159名を短絡的にインフルエンザで死亡と報道したのでしょう。メキシコは車の排気ガスによる大気汚染が酷い大都市で、呼吸疾患の重症患者も多いと考えられます。
早とちりもしくは間違いだったのにそこの理由は報道されていません。日本のマスコミは信用できませんね。

外国のニュースを読んでみるとちゃんとWHOが10人の死者と発表しています。
 ニューヨーク市の保健当局者によると、症状は季節性インフルエンザと類似しているとも説明しているます。

日本のマスコミはいい加減です。

いずれにしろヒト→ヒトの「フェーズ5」は正しい警戒水準ですので注意は必要でしょう。

  • 2009年05月02日(土)15時26分